藤本梨恵子のストーリー
『自分の好きなように人生を歩いてもいいんだ!』
そんなあたりまえのことに気づいたのは28歳を過ぎてからでした。
それまでは、ただ毎日必死に仕事をする日々でした。
私自身、─
「やりたいことができるのは、お嬢様やお坊ちゃんだけだ
」─
と思ってました。
自分で働いて生活していく立場では、
絶対に冒険や失敗は許されないって思ってたんです(笑)
幼い頃から絵が好きだった私でしたが、親の反対もあり、
援助を得て美術系の大学に行ったり、専門学校に通うことはできませんでした。
それでも、夢を諦め切れなかった高校時代の私は、アルバイトをして、
やりたいことをするための資金を貯める作戦にでました。
学校が終わったら、居酒屋でバイト。
土日は接骨院の受付。
クリスマスにはケーキを売り、正月は餅を売る。
ゴールデンウィークは○○レンジャーショーの着ぐるみを着て、子供達と記念撮影。
社会人になっても、会社が終わったら、年賀状の仕分けのバイト。
土日は回転式のお菓子のつかみ取りの売り子さん。
大型連休はハウジングセンターの受付等をしていました。
バイトと仕事の両方を合わせると、職種にしてざっと20種類ほど。
このときの経験が、今のキャリアカウンセリングや進路の相談にのるときに生きてますね(笑)
そして、いろいろな仕事をしながら、 少ない給料の中からでも通うことのできるデザイン学校を探して通い始めました。
学校で作った作品をたくさん持って、
何件も、何件も、いろいろなデザイン会社や広告代理店をまわりました。
でも、結果は不採用が続きました。
そして、
なんとかある広告代理店に、アルバイトで雇ってもらえることになりました。
まずはデザインではなく、データの文字打ちや雑用からスタート。
会社には、デザイン学校や美術学校を卒業し、専門的に勉強してきた人たち、
まさにサラブレッドがたくさんいるのです。
その中で、きちんとした学校も出ていない私は、ロバ同然。
『自分には本当に才能あるのかな?』
といろんな不安がよぎる中、なんとか追いつこうと、バイトが終わると、
深夜までやっているヴィレッジヴァンガードという本屋さんで、
カッコイイデザイン書を立ち読みしていました。
(デザイン書はオールカラーだから、なかなかバイトの安月給では買う事ができなかったのです)
そんな試行錯誤をしながらも、
なんとか私はデザイナーの道を歩き出しました。
そして月日が流れ、自分が責任ある立場になるとともに、社会も大きく変化をはじめました。
パソコンの普及とともに、年賀状ぐらいはカンタンに自宅でできてしまう時代が到来したのです。
デザイン・印刷業界の仕事は減り、単価が下がりました。
それを補うために仕事量を増やし、納期の短縮をするようになりました。
当然、デザイナーの残業は増え、休日返上の日々が続きます。
マシンのように量産を繰り返す日々。
終電に揺られて、自分の時間がまったく持てない毎日の中で、
私はまったくワクワクしない生活を送っていました。
『これが、私のやりたかったことかな?このままずっとこれでいいのかな?』
『天職って何?』
『生まれて来た意味って何?』
そんなことを真剣に考え出していました。
でも、この仕事を辞めたら食べていけない…。
他に私に向いている仕事も解らない…。
そんな不安のなかで、ただ時間だけが慌ただしく過ぎていきました。
そんな状況の中、いつしか私はデザイナーをしながら、
デザイナーを養成するスクールの講師を兼任する生活をしていました。
その中で、進路に悩む生徒さんの相談にのることが増えてきました。
そして、そんな悩みにもっと専門的な支援ができないかと、カウンセリングの勉強をはじめました。
キャリアカウンセリングを学ぶことになったとき、生徒さんもさることながら、
自分の生き方そのものを、見直す時期に来ていることに気付きました。
自分自身の生き方の指針を探すべく、
さまざまな心理学の勉強や、自己啓発や成功哲学等の本、生き方について、職業について書かれた本を読んだり、セミナーに参加したりしていました。
その1つにコーチングとの出会いがありました。
コーチングでは、自分に良質な質問をなげかけることの重要性を学びました。
そして、「質問の質が人生の質になる」という大きな法則に気付きました。
自分にいろいろな質問をするなかで、
本当の望みに気づき、自分らしく生きることこそ重要だということに気づいたのです。
私にとって、それが本当の意味で唯一、周りの人や社会に貢献できることだと…。
そして、デザイナーからコーチ・セミナー講師へと転身。
心理の勉強をはじめたとき、『心理では食べていけない』と周りからも言われ、
自分自身でもそう思っていました。
しかし、私は現在、その仕事で生計を立てています。
起業し、独立もしました。
好きなことならやる。
好きなこと、ワクワクの周りをウロウロする。
そうすれば、いつかワクワクの輪に入れてもらえる。
そんなことを実践していたことが、今に繋がったのだと感じています。
だから、あなたにも伝えたいのです。
コネがなくても、特別な才能がなくても、お金がなくても、
あなたの熱い想いがあれば、あなたが望む人生を生きることができる。
そして、自分らしい人生、自分の可能性に気づく為には、
自分自身を良く知り、自分の想いを上手に伝えたり、
いろいろな人と協力し、理解しあうことが必要です。
自分を知る為にも、相手の可能性を伸ばす為にも、
有効なコーチングとの出会いは、私の人生の中でも大きなギフトでした。
だから、あなたにも、あなたらしい人生を歩く為に、
是非、自分の人生に良質な質問をすることを、取り入れていただけたらと思います。
私たちは、生まれてくる時も、死ぬ時も選ぶことができません。
ただ、その間にある、
『生きる』ということ、『生き方』だけは唯一自分で選ぶことのできるものです。
『あなたらしい生き方』を、あなたにも歩いて欲しいと心から願っています。
ファイン・メンタルカラー研究所代表 藤本梨恵子
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